楽天銀行の手数料を確認するときは、「ATMで現金を入れる・出す」と「他の銀行へ振り込む」を分けます。 口座を持っているだけですべて無料になるわけではありません。いつも使うATM、月の利用回数、アプリに表示される残り無料回数が分かれば、自分の生活でかかる費用を見積もれます。ここでは個人向けの通常口座を扱い、法人・個人事業主口座やJRE BANK独自特典は含めません。
ATMと他行振込の無料回数は別枠

ATMの無料回数は対象となる入金・出金で共有します。他行振込には別の無料回数があります。ATMの残数がゼロでも振込の無料回数が残っている場合があり、その逆もあります。取引を確定する前に、それぞれの残数と画面の手数料を確認してください。楽天銀行のATM案内/振込手数料一覧(2026年10月3日確認)。
| やりたいこと | 最初に見るもの | 混同しやすいこと |
|---|---|---|
| 現金をATMで預け入れる | 入金額、提携ATM、ATM無料回数 | 3万円以上の入金と出金は同じ扱いではない |
| 現金をATMで引き出す | ATM無料回数、提携ATMの手数料 | 大きな金額を引き出せば無料になるとは限らない |
| 他行の口座へ送金する | 他行振込無料回数、振込先 | ATMの残り回数を振込に使えるわけではない |
| 楽天銀行の口座へ送金する | 振込先の金融機関・口座 | 他行宛の手数料と分ける |
3万円以上の無料は「ATM入金」の条件
提携ATMへの1回3万円以上の入金は無料で、ATM無料回数を消費しません。3万円未満の入金と出金は、無料回数がなければ所定の手数料がかかります。出金には「3万円以上なら無料」という条件を当てはめないでください。手数料無料で入出金する方法/ATM手数料の注意事項(2026年10月3日確認)。
公式ATM案内では、無料回数がない場合のみずほ銀行ATMは220円、ローソン銀行ATMやイーネットATMは275円です。利用可能時間やメンテナンスはATMごとに異なり、近くにある機械がそのまま利用可能とは限りません。スマホATMとカード挿入の対応も含め、自分が利用する提携ATMの案内を取引前に開きます。
無料に合わせるために無理に現金を用意したり、不要な入出金を増やしたりする必要はありません。すでに手元にあり、口座へ入れる予定の現金について、回数を減らせるかを考える順番です。
ハッピープログラムは当月の残高だけで決まらない
会員ステージは預かり資産残高または対象取引件数によって決まり、残高は毎月25日終了時点、取引は前月26日から当月25日までを基準に、翌月へ適用されます。エントリー直後や入金直後に、その月の無料回数が自動で増えたと思い込まないようにします。
| 会員ステージ | ATM無料回数 | 他行振込無料回数 |
|---|---|---|
| ベーシック | なし | なし |
| アドバンスト | 月1回 | 月1回 |
| プレミアム | 月2回 | 月2回 |
| VIP | 月5回 | 月3回 |
| スーパーVIP | 月7回 | 月3回 |
ステージの達成基準や対象取引はハッピープログラム公式案内で確認できます(2026年10月3日確認)。同じ楽天サービスでも、楽天PointClubの会員ランクとは別の制度です。高いステージのためだけに生活資金を移したり、不要な金融取引を増やしたりするのではなく、普段の取引で付く優遇として確認します。
毎月1日の無料回数は順次反映されます。日付が変わった直後に使うなら、付与済みかを先に確認してください。ATM無料回数の余りは翌月へ繰り越せません。公式の無料回数・利用条件も併せて確認します。
給与受取の振込特典をステージ分に足さない
通常振込は楽天銀行宛なら無料、他行宛は無料回数がなければ1回145円です。振込手数料一覧(2026年10月3日確認)。
給与・賞与・公的年金の受取による3回無料は、受取日で付与月が変わります。25日までの受取は翌月、26日以降の受取は翌々月の付与です。会員ステージの無料回数とは多い方を適用し、単純に3回+3回=6回とは数えません。
受取特典の未使用分は最大2回を翌月へ繰り越し、新たな3回と合わせて最大5回まで保有できます。ただし、判定対象となる受取が25日までに確認できない場合は繰越の対象になりません。「余った5回を、そのまま翌月へ移せる」という意味ではない点に注意します。ステージ由来の無料回数は繰り越せません。付与日と繰越条件の公式詳細(2026年10月3日確認)。
給与等としての受取判定も必要です。勤務先名からの振込というだけで特典を見込まず、入出金明細と対象サービス一覧を照合します。無料回数を使った取引が、そのままポイントやステージ判定件数を増やすわけでもありません。
月間費用を見積もる2つの例
次は編集上の仮定例で、公式の利用実績ではありません。無料枠は月内ですでに消費した分を引いた残数で計算します。
| 仮定した使い方 | 計算 | 手数料合計 |
|---|---|---|
| 275円のATMで出金2回、ATM無料枠1回。他行振込2回、振込無料枠1回 | ATM1回分275円+振込1回分145円 | 420円 |
| 同じ利用回数でATM無料枠2回、他行振込無料枠2回が残っている | 両方とも無料枠内 | 0円 |
例えば楽天カード引落のため毎月銀行間で資金を移す場合、ポイント増加だけでなくこの費用も比べます。銀行口座と楽天カードの連携では、変更月の請求・残高確認を整理しています。
手数料を払う前のチェックリスト
- ATMの入金・出金、他行振込のどの操作かを確かめる
- ログイン後画面で、その操作の無料回数が残っているかを見る
- ATM名、入金額、利用時間とメンテナンスを確認する
- 確認画面の手数料が想定と違えば、確定する前に条件を見直す
- 現金や送金が必要な期限を優先し、無料枠を待って支払いを遅らせない
執筆・確認:楽天暮らしナビ編集部。公式条件は2026年10月3日確認、金額は税込です。制度変更や個別条件があるため、実際の取引画面を最終確認先としてください。記事は一般的な手数料の説明で、預金額や金融商品の選択を指示するものではありません。
